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 測 量 士 の 仕 事 紹 介

 
日本で測量といえば、皆さんが知っているのは、伊能忠敬ではないで
 しょうか

 江戸時代に50歳から測量と天文学を学び一生をかけて大日本沿岸
興地全図を作成したことで有名な方です。

 この地図は伊能忠敬の死亡後1821年江戸時代に出来上がり、18
28年にシーボルトが地図の写しを持ち出して事件となりました。

 忠敬公は、決して天才では無かったと思います。しかし当時では平均
寿命くらいの50歳を過ぎてから測量技術を学び、56歳ときの1800年
から私財を投じて測量事業を始め、1818年74歳で亡くなりますが子
ども達らがその思いを継ぎ、1821年に地図は完成したのです。

 地味な仕事でも毎日コツコツと継続し重要なことを完成したすばらしい
人だと思います。私は、大変尊敬しています。

 その後測量技術は、地図として軍事的利用が重要になりますので主
に陸軍の参謀本部の陸地測量部等により軍事目的で発達します。

 1945年の終戦後この陸地測量部等から国土地理院や建設省と海
上保安庁に技術は引き継がれ、昭和37年に山梨県上野原町に日本
測量専門学校(現・国土建設学院・東京小平市)が開設されその後の
日本の高度成長時代の国土の建設のため民間に技術が開放され測
量会社が次々と設立発展し現在に至っています。




現在、測量技術は、このように利用されています。

1、地震予知のための


光波のよる精密距離測定〜日本中を24時間ある2点間距離を光波
                  ににより測定してその動きとひずみを観
                  測している。

精密水準測量〜ある2点間の土地の高さを定期的に精密に観 測し
           て多くのポイントを解析して地震の跳ね上 がりを予
           測する。

2、公共工事等のため


道路建設ための〜計画のための地形測量・路線測量・用地測量
             工事施工にための復元や工事測量
    
河川管理のため〜定期的に川の横断方向と上流下流方向の高さ
            と距離の関係を測定する。河川定期 縦・横断
            測量

3、国土の有効利用のために


国土調査〜日本全国の土地の面積や地目・地勢・所有者を地積
         測量や現地立会いで調査して国土調査図等を作成
                    データ化して多目的に有効利用する。

土地区画整理事業〜古い町並みの区画を整理して道路等を整理
               して住みよい地域とするため事業の基礎 と
               なる区画測量により区域を図面データ化
                                    する。

土地改良事業〜圃場(田・畑)の所有者や耕作者と耕作地が不整
           地で農業が効率になるよう換地や道路の整備す
           るための地形測量や換地測量

4、財産関係のための


登記関連〜不動産登記法上の地図等(第14条)の基準点測量

土地筆界〜筆界特定のための土地の地積・筆界の特定測量

土地境界〜境界確定にための土地の地積・境界の確定測量

建物測量〜居宅等建物の建築のための敷地測量

日照測量〜日照権の主張のため太陽観測等の測量

    

 
地図の閲覧サービス等が以下のHPにはあります。

  どうぞ、ご利用してみてください。



関連リンク

・社団法人日本測量協会

http://www.jsurvey.jp/



・地図センター

http://www.jmc.or.jp/



・地図閲覧サービス

http://watchizu.gsi.go.jp/



・国土地理院

http://www.gsi.go.jp/




・山梨県土地家屋調査士会

http://yamanashi-chosashi.or.jp/



・東京地方税理士会・甲府支部

http://www.tccptaa-kb.org/